縮毛矯正とヘッドスパ

縮毛矯正のセカンドシーズンが近づいています。

ファーストシーズンは言わずもがな、梅雨時。

それから半年後の11月から年末にかけては、人とあったりイベントシーズンの仕込み時期でもありますし、半期に一度やっておくと年に2回できるのでタイミング的にもちょうどいいんです。

年一だと、持たせられる方は少ないでしょう。

 

 

ということで、ぼちぼちオーダーが入ってきております。

 

今日のお客様は3ヶ月に一度、オーガニック縮毛矯正+電子トリートメント+オイルスパのお客様。

 

 

矯正の戻りがあったので20cmほど施術です。15年以上同じメニューを同じスパンでされています。

 

 

電子トリートメントは電子(マイナスの電気、抗酸化物質)を与えることにより

・薬剤による傷み(薬剤酸化)を最小限にとどめる。

・今日受けたダメージの進行を止め、速やかに回復させる(抗酸化物質の働きは傷み、老化の防止)

 

 

髪は死滅細胞のため、

パーマやカラーを完全なノンダメージで行うことは不可能です。

傷んだ髪を回復させることも不可能です。

コーティング系トリートメントやオイルにより、回復したように見せかけることはできますが。

 

 

ですので

・傷みをできる限り出さない

・傷みを進行させない

 

ほんとうのきれいな髪を手に入れるには、以上をいかに徹底的にできるか、しかありません。

電子トリートメントはそれが可能です。

 

 

ヘッドスパは、年々弱くなっていく髪を維持するためのメニューです。

PITSはオイルスパとディープクレンジング(水ベースのスパ)2種類ご用意しています。

リラクゼーション目的で多くの方にご利用頂いていますが、本質は20年後、30年後も美しい髪を減らさずに維持するためのものです。

髪は毛根から生まれる為、地肌と毛根のコンディションを整えて良い髪が生まれる下地を作ります。畑を耕して肥料を与えるイメージですね。

本数が減ると、正直増やすことは中々大変な為、現状から減らさない。歯磨きと考え方は近いです。

健康的な地肌からは健康的で艶やかな髪が生まれ、望みのスタイルが作りやすくなります。

 

サロンだとヘッドスパとトリートメントを同時進行したり、カラーや矯正に組み込んだりと同一視されがちですが

髪をデザインして素敵なヘアスタイルを作ること

頭皮のケアをすること

 

は目的も考え方も全く違うことなので、ご自分の悩みがどこにあり、改善できるメニューなのかを分けて考えられるといいかと思います。

担当は当然理解していますからご安心くださいね。