幹細胞美容

新しい元号「令和」の由来となった万葉集の詩を詠んだのは、大伴旅人(たびと)と聞いて一気に親近感が湧きました!
次世代は旅人の時代の到来でしょうか。

新たな時代に1ヶ月弱で突入しますが、新しいネタに尽きないといえば、我らが美容界は負けていません。

ということで、今回は幹細胞化粧品についてです。

知り合いの製薬会社の社長に伺った話が面白かったので紹介しますね。

 

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幹細胞を使った再生医療。

その技術を使って開発されたのが、

この化粧品です、ジャーン!

めっちゃ若返りに効きそう!

と思いませんか?

 しかし幹細胞というのは、

個人個人DNAが違うので

お客さん全員に効くなんてものはありえ無いんです。

オーダーメイドでなければ、

ありえないんですね。

幹細胞をつかった再生医療技術を説明します。

お腹の脂肪を取り出します。

脂肪吸引みたいに。

外科手術をして

脂肪細胞内にある毛細血管。この周辺に幹細胞が含まれています。

5グラムほど採取します。

それを培養します。

1ヶ月ほどかかります。

そして、数を増やして

(数千万から1億個くらい)点滴で自分の体に戻す。

その点滴袋の中身の色は、無職透明。

少しだけ白く濁っている(幹細胞の色)液が入っています。

ポカリスウェットみたいな色です。

それを1時間位かけて戻す。

これを1ヶ月から2ヶ月毎に、3回くらいやると、若返ってきます。

6回、1年ほどやれば、結構見た目が変わります。

私の知り合いのところで、1回250万円ほどします。

つまり、年間1500万円はします。

それが再生医療による若返りです。

その技術で、どうやって、化粧品を作るのか?

もしおすすめされたら

化粧品を作ったメーカーに問い合わせてください。

本当に人の幹細胞入っているんですか?

と。

もし、入っているのなら

誰の幹細胞ですか?と。

もし、あなたに適合する幹細胞が入っていると言われたら

いつ、私の幹細胞を採取してくれたんですか?

と。

要するに、ありえない話なんです。

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耳障りのいいワードが並びますが、結果のでるホンモノの商品は一握り、

は美容界の常識です。

くれぐれも注意してくださいね。